『面接はスーツが一般的』と言われていますが、企業側から「服装はスーツではなくても大丈夫です」とわざわざ言ってくれる場合があります。
スーツを持っていない方なら、購入する必要が無いので嬉しい反面
『え?何着ていけばいいの?』となってしまいますね。
スーツの指定が無い場合、以下の事に注意しなくてはいけません。
■清潔感はあるか。
■自分の雰囲気や印象は服によって良く見えるのか。
■ビジネスマナーに反していないか。
今回は、【スーツ指定が無い】ときの【面接服の正解】について解説します。
印象の良い面接服とは?
私は面接に着ていく服が、あまりにも無かったので、押し入れから”かび臭い”リクルートスーツ”を引っ張り出して面接に着ていこうと思った事があります。
しかし・・・
スカートはヨレヨレで合わせていたシャツの襟ぐりは黄ばみ、変色していました。私はスーツセットを押し入れに押し込み(捨てろよ)慌てて新しい服を買いに行きました。
ちなみに、新卒はリクルートスーツですが、20代後半~は、リクルートスーツのテロっとした生地が安っぽく見えてしまい違和感丸出しになってしまう恐れがあります。
20代後半と共にリクルートスーツは、体型の似た人に譲るか捨ててしまいましょう。
面接において、黒は万能カラーではない
【黒】は万能カラーではありません。
黒を着て、顔の印象はどうなるのか確認してみましょう。黒を着ることで印象がきつく見えてしまったり、暗い印象になってしまったり、顔が黒に負けてしまう人も多くいます。
『喪服』感がでてしまったり、リクルート感が出てしまう事も・・・。
黒を着て、華やかな印象になるのはブルベの人らしいよ。
イエベのカラーではないそうです。悲
では、どのようなカラーが正解なのでしょうか?
大人の女性は、以下の点を意識してみましょう!
■落ち着いた印象に見られるか
■柔らかく優しい雰囲気になれているか
■センスが良く、印象に残りやすいか
黒を着てみてイマイチだと思った方は、中間色を選ぶ事をおすすめします。
グレー・ネイビー・ベーシュ
この3カラーこそ万能カラーです。
服に襟のあるものを取り入れる
服に襟付きのアイテムをプラスしましょう!どこかに襟を取り入れる事でいっきに『きちんとした印象』になります。
シャツ+カーディガン
柔らかい雰囲気を演出できるカーディガンは、ジャケットよりもかかっちり過ぎないので、おすすめです。カーディガンであれば、手元に持っている人も多いのではないでしょうか。シンプルで飾りのないものを選びましょう。
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ワンピース+ジャケット
華やか色のワンピもジャケットを着ることできちんとした印象にシフトする事ができます。ワンピースは、柄物を避けてフレアも広がりすぎないものを選びましょう。
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襟付きのワンピースは理想的だと思います。
春だとちょうど良いかもしれません。
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骨格や身長に合った服装を選ぶ
自分で似合う服が分からない場合が多いと思います。
そんな時は、『似合わない服を着ない』事を徹底しましょう。例えば、先ほどの【黒】に関しても似合わないのに『無難だから』という理由で選んでしまっては本末転倒です。
■骨格診断をする
■パーソナルカラーを知る
■身長に合わせた服を選ぶ
骨格診断をしてみる
骨格診断については、自分での判断より、他人から判断してもらった方が良いです!友人や家族に「私ってなんだと思う?コレであっていると思う?」等聞いてみましょう。
パーソナルカラーを知る
パーソナルカラーは本当に判断が難しいところなので、高いお金を払ってプロに見てもらうか、美容師さんに「私ってパーソナルカラーなんだと思います?」などちょっと冗談っぽく聞いてみたり、
友達にも聞いてみたり色んな人に聞いてみる事がおすすめです。人によって違う印象を持たれる事もちょっと楽しかったりします。
こちらも、自分に似合わない色を排除する為に知っておいて損はないかと思います。
身長に合わせて服を選ぶ
身長が低い人、高い人が気をつけなくてはならないのが、ボトムスの【丈】問題。
短すぎたり、長すぎたりすると印象が悪く見えてしまいます。座った時に膝が見えてしまったり、パンツの裾を引きづってしまったり・・・
購入したものはちゃんと家で座ったりたったり、動作確認しましょう
季節に応じた服装マナー
夏と服のマナーをそれぞれ確認してきましょう。
夏の面接服装マナー
■体臭のケア
■汗染みケア
■ハンカチやタオルなどを持参
夏は『清潔感』『清涼感』『爽やかさ』重視です。
汗染みが目立ってしまう『グレー』はNGです。暑くて汗をかいてしまう事は避けられませんので、ハンカチやタオル等でこまめに汗を拭きとりましょう。
また、体臭も自分では気づきにくい要素です。面接前にトイレで汗拭きシート等でさっと拭いたり、無香料のスプレーをするなどの配慮を忘れずに行いましょう。
冬の面接服装マナー
■アウターの着脱タイミングに注意
■アウターの色や素材に注意
■ブーツは控える
冬といえば、アウターが厄介です。
アウターを脱ぐタイミングは、会社に入る時ですが、さっと畳み、手に持っている事が多いと思います。【ダウン】や【デザインの強いもの】【色もの】などは避けましょう。【落ち着いたカラーのもの】【ベーシックなもの】を意識して着ていきましょう。
足元の冷えも気になりますが、ブーツは極力避けましょう。意外と、靴は見られています。
服装に合ったかっちりめのシンプルな靴を選ぶ事をおすすめします。普通にヒールパンプスでいいかと思います( ◠‿◠ )
歩いても苦にならない履き心地の良いものを選びましょう。(できるだけ安くてね)
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まとめ
【スーツの指定が無い場合】実は、スーツでもOKなのですが、面接官は、普段の印象やセンス等を見たいので、できるだけ私服が望ましいです。
■黒ではなく、グレーやベーシュなどの中間色を選ぶ
■襟のあるものを服のどこかに取り入れる
■あらかじめ、骨格診断やパーソナルカラーを知っておく
■季節に応じて、適切なケアをする
また、服装だけでなく【髪型】【爪の長さ】【服の汚れ】【メイク】なども見られる対象なので、いつもよりも鏡を念入りにチェックしましょう。
面接官の方が『不快』に思わない服装が望ましいです。
おまけ
クリエイティブ系、アパレル系の面接の場合は、これまで書いた事は忘れてください!
私もクリエイティブ系、アパレル系の会社の面接をけっこう受けましたが、いかに個性を主張するか、いかにセンスをアピールするかでした。
もはやクセでしかない服装で行きます。
かくゆう私も、ド金髪&紫のパンジースカート&自分で作ったアクセサリーを付け、いそいそと面接に出かけました。そして、周りもいそいそとお洒落なの?ソレ?みたいな服装でやってきていました。
またアパレル系の企業であれば、店舗まで行って服を買って面接に着ていく事もあります。
出費が痛かったですね。しかし、会社の服が好きだから、就職したい!という思いもあるので、買った後着れるというのもちょっとしたご褒美にもなりました。
ちなみに、クリエイティブ系やアパレル系の会社の面接を受ける際、スーツは逆にNGだと思います。デザイン志望の方を何人か面接対応した事があります。
スーツ姿で、しかも黒のタイツ姿の方がいました。その人の好みや、雰囲気が掴めない事になります。もったい無いので、是非自分のクセをアピールしてめいいっぱいおしゃれをしていきましょう!
服から会話が生まれる事もあります♪
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